ヒュンダイは1日、5月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は33万9205台。前年同月比は13.6％増と、4月の9.7％増を上回る伸びを示した。
海外では5月、28万1455台を販売。前年同月比は12.8％増となり、こちらも4月の10％増から伸びた。その内訳は、海外生産分が17.9％増の18万0717台と、引き続き好調。輸出分も10万0738台となり、前年同月比は4.7％増と2か月連続で前年実績を上回る。
海外では、とくに米国が好調。5月としては過去最高の5万9214台を販売し、前年同月比は20.7％増と9か月連続で前年実績を上回った。『ソナタ』が前年同月比7.3％増の2万2754台をセールスし、2か月連続で2万台を突破。モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』（韓国名：『アバンテ』）も2万0006台を販売し、2か月連続の2万台超え。前年同月比は104.5％増と躍進した。
また、地元韓国は、引き続き回復傾向。5月の韓国新車販売は、前年同月比17.3％増の5万7750台と、4か月連続の前年実績超え。SUVは9.9％減の6504台、バスやトラックを含む商用車が4.5％減の1万4971台と不振だが、乗用車が37.7％増の3万6275台と好調だった。
ヒュンダイの2011年1〜5月累計世界販売は、159万5903台。同社は2011年、前年比8％増の390万台の世界販売目標を掲げている。
