メルセデス世界販売、BRICs諸国で急増…5月実績

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メルセデスベンツ Eクラス
メルセデスベンツ Eクラス 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーは6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の5月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は11万8931台。前年同月比は7.4%増と、19か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比7.3%増の10万8766台。スマートは1万0165台を販売し、前年同月比は8.6%増と5か月連続で前年実績をクリアした。

メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』が引き続き人気。5月は前年同月比5.8%増の3万0820台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、9.9%増の6224台と好調。『Mクラス』などのSUVシリーズは、30.6%増の2万1766台を売り上げている。

市場別では、地元ドイツは、ほぼ横ばいの2万4647台。香港を含む中国は、43.1%増の1万6401台と5月の記録を更新した。米国は1.8%増の1万8886台。インドは39.8%増、ロシアは49.2%増、ブラジルが55.9%増となるなど、いわゆるBRICs諸国で販売が急増した。

ダイムラーの1〜5月世界セールスは、前年同期比10.3%増の53万4508台。同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「5月の販売も引き続き好調。とくにBRICs諸国での伸びが顕著だ」と述べている。

《森脇稔》

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