アウディは7日、5月の世界新車セールスの結果を明らかにした。総販売台数は11万3400台。前年同月比は、4月の13.2％増を上回り19.5％増と、引き続き好調だ。
市場別では、西欧エリアが前年同月比12.1％増の6万5400台と、6か月連続で増加。このうち、地元ドイツは18.4％増の2万3401台と、10か月連続で前年実績を上回った。アウディによると、欧州では『A1』や『Q5』、新型『A6セダン』の人気が高いという。
また、英国は前年同月比1.7％増の9039台と、6か月連続の前年実績超え。イタリアは7.2％増の5637台、フランスは21.4％増の5308台と、好調なセールスが続いている。ただし、スペインは5％減の3872台と2か月連続で前年実績を割り込んだ。
アジアパシフィック地域では、前年同月比40.6％増の3万台をセールス。このうち、中国（香港を含む）は44.6％増の2万5153台だった。米国は1万0457台を売り上げ、前年同月比は13.6％増。現地では引き続き、Q5を中心に売れている。
アウディの1‐5月累計世界販売は、前年同期比17.5％増の53万5400台。同社のペーター・シュヴァルツェンバウアー販売担当取締役は、「Q5に『Q7』と、SUVの販売が伸びている。年内には新型『Q3』を投入する」とコメントしている。
