ジェイティービーは6月8日、小中学生向けの長期滞在型職業体験プラン「キッズワーキングホリデー」を発売した。
同商品は、子どもに夏休み期間中に普段はできない体験をさせたいというニーズに応える職業体験プログラム。滞在先で実際の仕事を手伝い、地域の人たちと交流を持つことで、子どもたちの自主性や協調性を伸ばし「生きる力」を育むことを目的としているという。子どもの職業体験プログラムにおいて実績のあるキッザニアが、同プログラムの監修にあたっている。
第1弾として販売されるのは、新潟県十日町市の越後妻有地区に滞在し、農作業を中心に地域の職業を体験する7日間または21日間のプラン。同地区は「大地の芸術祭の里」としてエリア全域にアート作品が常設され、農家民宿での農業体験ツアーなどを積極的に受け入れている。
今回のプランでは、地域の農家から子どもたちと体験を共にする里親を募り、子どもたちへの接し方をキッザニア監修のもとアドバイスし、スムーズな交流を図れるようにしているという。
滞在中は、午前中に職業体験を行い、午後は元教師の指導のもと宿題をし、洗濯なども自分たちで行うのだという。また夜には星空を観察したり、地域の人から民話を聞いたりといった時間も設けられるという。
対象は小学4年生〜中学3年生。商品は「旅いく」のホームページなどを通じて販売する。