ルネサス、32ビットマイコンを発売 車載情報端末の開発が容易に

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V850E2/SK4-H
V850E2/SK4-H 全 1 枚 拡大写真

ルネサスエレクトロニクスは、32ビットマイコン『V850』ファミリの中でカーオーディオやカーナビゲーションなど、カーインフォテイメントシステムのシステム制御やネットワーク処理に適したSシリーズを6品種製品化し、6月8日から順次サンプル出荷する。

新製品は、端子数が100本の「V850E2/SG4-H」が2品種、144本の「V850E2/SJ4-H」が2品種、176本の「V850E2/SK4-H」が2品種の計6品種。

2.5DMIPS/MHzを実現する32ビット高性能CPUの「V850E2M」と、信頼性の高いプロトコルで大容量データを転送するMOST、イーサネットなどのネットワーク処理回路を1チップ化しているため、車載情報端末のネットワーク機能付加が容易で、システム制御とネットワーク機能の同時処理が可能などの特長を持つ。

新製品の採用で音質の良い音楽再生、交通情報をはじめ、様々な情報のパネル表示、アプリケーションソフトの更新などを実現する車載情報端末の開発が容易になる。

サンプル価格は、端子数が176本、内蔵フラッシュメモリが2MBのV850E2/SK4-Hが1個2000円。2012年6月から量産開始し、2014年度に6品種合計で月産50万個を計画している。

《レスポンス編集部》

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