介護用送迎車両をクラウドで管理 日商エレクトロニクス

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介護用送迎車両をクラウドで管理 日商エレクトロニクス
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双日は、子会社の日商エレクトロニクスが介護施設で保有する送迎車両の運転状況をクラウドで管理し、安全運転、エコ運転を促進するテレマティクスクラウドサービス「安全送迎くん」を6月から提供開始した。

日商エレが介護業界ビジネスに参入するのは初めて。介護施設向けソリューション販売で長年の実績を持つグラファージと協力して送迎業務の普及を図る。

安全送迎くんは、従来単独で搭載されていたGPS機能、ドライブレコーダー機能、デジタルタコグラフ機能を組み合わせることで、急ブレーキや急発進などの運転状況、走行距離、燃費、CO2排出量、運転映像のデータを取得し、携帯通信網でタイムリーに送信してクラウドセンターに集中管理するサービス。

ポータルサイトにアクセスするだけで、送迎車両の現在地情報や走行ルートなどの車両運行管理、車両ごとの運転日報、月報作成が容易にできる。クラウド上に保管されている映像データを活用して安全運転教育を実施し、事故防止やドライバーの意識向上に役立てることができる。

初期投資の必要がなく、月額基本利用料は3800円からと低コストに設定した。

日商エレのクラウドセンターを通じてサービスを提供し、初年度で1万台の導入を目指す。まず6~7月にかけてグラファージが「通所サービス管理者向け安全送迎無料セミナー」を開催し、新サービスをアピールする。

日商エレでは、安全送迎くんの提供を手始めに介護業界向けクラウドサービス事業に注力していく。テレマティクスクラウドサービスを輸送業界などの他業界にも展開していく。

《レスポンス編集部》

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