【Interop Tokyo 11】日本フルハーフ、実物大「ISOコンテナデータセンター」を展示

自動車 ビジネス 国内マーケット
ISOコンテナデータセンター ISOコンテナデータセンター
ISOコンテナデータセンター ISOコンテナデータセンター 全 10 枚 拡大写真

 日本フルハーフは実物大の「ISOコンテナデータセンター」を会場に展示している。同製品は“Interop Tokyo2011 Best of Show Award”の 「災害復興に役立つICT部門-ディザスタリカバリ/ビジネスコンティニュイティ/リスクマネジメント」でグランプリに輝いた。

 同社は冷凍コンテナやJR用のコンテナなどで実績のあるメーカー。今回の製品がコンテナデータセンター事業への初参入となる。最大の特徴はISO規格に準拠していること。「海外ではISO準拠のコンテナデータセンターはあるが、日本ではない。サイズもまちまちで、空調機が別だったりということもある。当社の製品は、(規格に準拠しているため)トレーラーに積んで運び、現場で下してつなぐだけと簡単だ」「注文が入ってから約3ヵ月で設置できる」と担当者は説明する。

 展示されていたのは20フィートのコンテナにシステムラック8台(1ラック 32サーバ)を搭載したもの。車両空調分野で実力のあるデンソーと共同開発した熱交換機を天井部に32枚搭載している。また、ラックごとにIT機器を前面搭載と前面/背面搭載の混在が可能。分散PDU、ラックブレーカー、コンセント内蔵(出力AC100V、AC200V、DC24Vへの対応可能)、状態監視や温度/湿度/外気温など情報履歴へのアクセス機能も提供される。

 担当者は、データセンターを分散化したい、バックアップ用に活用したいという要望が増えているほか、自治体が独自に使うというケースも考えられるとしている。

 展示ブースでは中に入って見学したいという順番待ちの列ができていた。今年の秋を目途に量産し、拡販していくという。

【Interop Tokyo 2011(Vol.23)】日本フルハーフ、実物大の「ISOコンテナデータセンター」を展示

《秋葉友樹@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ついに樹脂バンパーやめるのかー」ルノー『カングー』が大きくイメチェン! 装備の充実に「豪華ングー」の声も
  2. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  3. 『ランクル250』の乗り降りをラクラク快適に、穴あけ不要の専用「電動サイドステップ」発売
  4. 『デュカト』ベースで4名就寝を実現、トイファクトリーの新型キャンピングカー『ブルージュ』の内装をチェック
  5. レクサス『LC』の特別仕様「最高峰」モデルに「美しすぎる」「マットカラーたまらん」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る