トヨタ小澤副社長、海外市場での巻き返し「いささかの心配もしてない」

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・小澤哲副社長
トヨタ・小澤哲副社長 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の小澤哲副社長は10日、東日本大震災の影響で車両の供給が制限されてシェアを奪われている海外市場での巻き返しについて「いささかの心配もしていない」との考えを示した。小澤副社長は同日、都内で開いた業績見通し説明会後に一部報道陣に対し述べた。

小澤副社長は現在の海外市場での販売動向に関し「これだけ供給が細ってくる中で、相当インセンティブはドラスチックに落とした。それに合わせてアメリカでいうと販売店の台あたりの利益額が、急速に膨れ上がっている」と説明。

さらに小澤副社長は「当然、供給と在庫との関係でバランスが取れている状態に今なっているということであり、供給がしっかり戻ってくれば戦闘力はものすごく蓄えられているので、いささかの心配もしていない」と述べ、年度後半で計画している販売巻き返しに自信をみせた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る