【F1カナダGP】決勝…クレイジー

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1カナダGP
F1カナダGP 全 9 枚 拡大写真

波乱に次ぐ波乱……。時々レーシングドライバーたちが口にする「クレイジーなレース」とは、今回のようなF1カナダGP決勝を言うのだろう。前日11日の予選までなんとか持っていた空模様は日曜日12日に泣き出し、数々のドラマを生み出す演出装置となった(約2時間の赤旗中断には閉口したが……)。

【画像全9枚】

スタートから降雨によるセーフティーカースタート。雨の中、ポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテルが後続のフェラーリ勢を引き離す展開で始まった。8周目にマクラーレン同士がホームストレートで接触して、ルイス・ハミルトンが早々にリタイア。2度目のセーフティーカー導入となる。

再スタートしたのも束の間、雨足はどんどん強まり、25周目に赤旗中断。この時点の暫定トップはベッテルのままだったが、なんと暫定2位のグリッドにはタイヤ交換を行わずにコース上に残っていた小林可夢偉(ザウバー)がいた! ちなみにウェットレースが宣言されたレースでは2種類のドライタイヤ交換義務はなくなる。

雨は一向に弱まる気配を見せず、なんと約2時間もレースが中断する異例の進行となった。10周のセーフティカーランの後、レース再開。路面状態が良くなるのを見越して、浅溝レインタイヤに履き替えるドライバーのなかにフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がいた。アロンソがコースに復帰した際にバトンとサイド・バイ・サイドになって接触して、アロンソはリタイアに終わる。

可夢偉はポジションを守ることができずに徐々に後退。途中、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、マーク・ウェーバー(レッドブル)らがDRSを使って白熱のレースを見せた一方で、残り20周前後にドライタイヤに履き替えトップのベッテルをみるみる急追したのは、ジェンソン・バトン(マクラーレン)だった。バトンは驚異的なレースペースで周回し、ファイナルラップにはベッテルの真後ろに迫りプレッシャーをかけた。すると信じられないことに、ベッテルがまさかのハーフスピン。バトンが今季初優勝を遂げるという、劇的なレースの結末となった。

以下は、トップ10入賞ドライバー。バトン、ベッテル、ウェーバー、シューマッハ、ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、可夢偉、ハイメ・アルゲルスアリ(トロロッソ)、ルーベンス・バリチェロ(ウイリアムズ)、セバスチャン・ブエミ(トロロッソ)。

《編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  2. “ペタッと貼るだけ”の最新「ソーラードラレコ」クラファン開始、2K高画質&リン酸鉄リチウムイオン電池搭載
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. 日産『フェアレディZ』改良新型、フロントにZエンブレム復活・新色「雲龍グリーン」採用…573万7600円から
  5. トヨタ『GRスープラ』790台をリコール、始動しない&火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. トヨタ自動車がARグラス「MiRZA」導入、試作工程のピッキング業務を効率化…東大発のQuarkが開発
ランキングをもっと見る