【メルセデスベンツ Cクラス 日本発表】399万円のライトは「ベストバイ」

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メルセデスベンツ Cクラス 新型(写真はC200ブルーエフィシエンシー・アバンギャルド・AMGスポーツパッケージ)
メルセデスベンツ Cクラス 新型(写真はC200ブルーエフィシエンシー・アバンギャルド・AMGスポーツパッケージ) 全 12 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本が5月30日に発表した新型『Cクラス』。注目は399万円のベースグレード「C200ブルーエフィシエンシー・ライト」だ。先代では、キャンペーンモデルとして登場したライトだが、質感、装備を大幅に向上させながら値段は据え置き。「まさにベストバイ」と同社商品企画担当は胸を張る。

新型Cクラスはフェイスリフトモデルながら、2000か所以上にもおよぶ改良が加えられ、エンジン、トランスミッションを刷新。顧客からの要望が強かった内装の質感を大幅に向上させたことも大きな変更点だ。これにともないベースグレードのライトの質感も底上げが図られた。

先代モデル末期、昨年8月に登場したライトは、300万円台から購入できるCクラスとして注目を集めた。「ライトをきっかけにお店に足を運んで頂ける方は多くいらっしゃいました。しかし、装備などを比べて最終的には上位グレードを選ばれるケースが多かったんです」と語るのは、商品企画・マーケティング部の嶋田智美さん。

「新型では、積極的にライトを選んで頂けるよう、バリューアップしてインパクトを与えたかったんです」として、今回正式グレードとして当初よりカタログラインナップに加えられた。

ライトのひとつ上のグレード「C200ブルーエフィシエンシー」は440万円で、その差は約40万円。しかし、車名のエンブレムも含めてライトとの外観上の違いは全くない。その違いは、タイヤ補修キット、灰皿、カップホルダー、リアビューカメラ、ETCなどの有無のみ。もちろん内装のデザインや質感は上級グレードと共通だ。さらに、新型の目玉のひとつである、インターネット通信も可能な最先端のナビゲーション「COMANDシステム」も標準装備するなど、コストパフォーマンスは非常に高い。

「オプションの幅が広がったことも新型ライトの特徴です。ボディカラーもメタリックが選べるようになり、スライディングルーフ、17インチも選択できます。愛車を自分好みにカスタムして乗りたい方にも、うってつけのグレードなんです」と嶋田さんは語る。

《宮崎壮人》

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