サーブ、別の中国企業からも出資受け入れ

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5月16日、中国のパンダオートモビルトレード社(厖大汽貿集団)と、提携に向けた覚書を交わしたスウェーデンのサーブ。そのサーブが、別の中国企業からも出資を受けることになった。

これは13日、サーブとその親会社のスパイカーカーズ、そしてパンダオートモビルトレード社の3社が共同発表したもの。それによると、スパイカーカーズなど3社は、中国浙江省の民営自動車メーカー、青年汽車集団との間で、出資を受ける内容の覚書を交わしたという。

青年汽車集団は、1億3600万ユーロ(約157億円)を出資。スパイカーカーズの株式29.9%を取得する。注目できるのは、中国での合弁生産に関する合意。サーブ、スパイカーカーズ、パンダオートモビルトレード社、青年汽車集団の4社が中国で合弁会社を設立し、サーブ車の現地生産を開始する計画だ。

スパイカーカーズとサーブのビクター・ミュラーCEOは、「今回の合意は、サーブの中長期的な財務基盤安定に向けた新たな一歩だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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