ホンダ、今期営業利益は65%の大幅減益

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 池史彦 取締役専務執行役員(6月14日)
ホンダ 池史彦 取締役専務執行役員(6月14日) 全 3 枚 拡大写真

ホンダは14日、公表を見送っていた2012年3月期の連結業績予想を発表した。4輪車の国内生産は今月下旬からほぼ正常化するものの、通期の世界生産は前期比6%減の335万台にとどまり、営業利益は同64.9%減の2000億円の予想とした。

4輪の海外生産の正常化は8月から9月にかけてとなる。会見した池史彦取締役専務執行役員は、「回復後も1部のモデルや仕様については部品供給の制約が残る」とし、完全な正常化は年末までかかるとの見込みを示した。

4輪の世界販売は主力の北米が11%落ち込むなどにより、6%減の330万台の計画。売上高は7.1%減の8兆3000億円、純利益は63.5%減の1950億円の予想とした。為替レートは1ドル=80円、1ユーロ=110円と現状の円高を前提としている。

中間期(第2四半期累計)の業績予想は、第1四半期の決算発表時に公表するとして、今回は見送った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る