【日産 ラフェスタハイウェイスター 新型発表】スタイリッシュな外観を求める人に

自動車 ニューモデル 新型車
日産ラフェスタハイウェイスター新型
日産ラフェスタハイウェイスター新型 全 6 枚 拡大写真
日産自動車は15日、『ラフェスタハイウェイスター』の販売を開始した。従来の『ラフェスタ(併売するJoy)』で好評だった機能性に加え、スタイリッシュな外観を求める声に応えることが課題だったという。

同社副社長の片桐隆夫氏は従来のラフェスタについて、「乗り降りしやすい両側スライドドア、そして、小回りの利くコンパクトボディなどにより、主に機能を重視するユーザーに好評でした」とその強みを分析する一方で、弱みは「エモーショナルな価値を重視するユーザーからは高い機能性に加え、スタイリッシュな外観を求める声も多かったのです」という。

そこで、今回の新型ラフェスタハイウェイスターは、「ユーザーが求める機能面とエモーショナル面の両面のニーズを満たした高い競争力を持つモデルとなっているのです」と自信を見せる。マツダからのOEM供給モデルであるものの、そのデザインについては、「ハイウェイスターの特徴である水平基調のグリルに加え、ダイナミックなボディサイドラインなどを採用し、日産らしいスポーティで存在感のあるデザインとして仕上げています」と差別化が出来ていることを強調する。

「このラフェスタハイウェイスターが投入される乗用車タイプのMクラスミニバン市場は、安定して年間20万台の販売が維持されている市場です。その中でもスライドドアを持つクルマの販売比率は年々高まっており、現在は約6割となっています」と片桐氏はこの市場を分析。

「ラフェスタハイウェイスターを導入することで、ラフェスタ、『セレナ』、『エルグランド』と日産のミニバンのラインナップは価格の面でも機能の面でも性能の面でもより強化されミニバンを志向するユーザーの様々な要望にきめ細かく答えることが可能となりました」と語った。 

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る