実売 6万円台のAV一体ナビ…クラリオン NX501

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クラリオンのAV一体型メモリーナビ「NX501」。徹底した機能の割り切りにより実売6万円の価格を実現した。
クラリオンのAV一体型メモリーナビ「NX501」。徹底した機能の割り切りにより実売6万円の価格を実現した。 全 8 枚 拡大写真

クラリオンから16日、発表された『NX501』は、「省くところは省き、載せるべきところは載せる」、それを徹底することで店頭実勢価格6万円という驚異的な販売価格を実現したAV一体型メモリーナビだ。

地図データは8GB・microSDHCカードに収録し、クラリオンとして初めての昭文社製を採用。旅に出掛ける時に便利な「まっぷるマガジン」約100冊分を収録したほか業界最多の約12万枚のガイド写真から選べる「観光スポット選択」機能や、業界初の「現在地でのお土産情報案内」など、旅で便利に使える機能を幅広く搭載した。走行時にぬけみちを考慮したルート探索が行える「ぬけみち情報」を、業界最多となる31都道府県で対応した。

AV機能もこのクラスとしては相当な充実ぶりだ。モニターは一回り小さい6.2型ながらワイドVGAディスプレイを搭載し、地デジにはワンセグチューナーを同梱して対応。CDとDVDビデオの再生が可能で、他にもMP3/MAの圧縮音楽データ、MP4の動画データ再生もできる。iPodのコントロールは別売ケーブルの接続によって可能だ。また、このクラスでは数少ないBluetoothでのハンズフリー、音楽再生機能を搭載したのも注目だ。

一方で、2DINサイズのAV一体型としては意外な機能が搭載されていない。まずVICSで、通常はFM-VICSぐらいは搭載されているものだが、これも含め一切対応せず。測位もまたGPSだけで行う、このタイプとしては珍しい仕様。地図データでも市街地図の収録エリアを東名阪の335エリアに限るなど、ある意味、かなり割り切った仕様になっている。

とはいえ、ルート案内時には交差点や都市高速入口などの案内画面を表示して目的地へと誘導。車線ガイドも含まれるので、連続する交差点でも安心して進むことができる。クラリオン商品企画担当の山田諭氏によれば、「社内での検証ではGPSだけの測位でも十分な能力を発揮していました」とのこと。

《会田肇》

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