日産 アルティマHV 廃止へ…自社HVを展開か

自動車 ビジネス 海外マーケット
アルティマハイブリッド
アルティマハイブリッド 全 5 枚 拡大写真

日産自動車が北米専用の中型セダン『アルティマ』に用意している『アルティマハイブリッド』。現地では日産ブランドとして唯一のハイブリッド車が、モデル廃止となる公算が高くなった。

『オートモーティブニュース』が14日に報じたところによると、年内をもってアルティマハイブリッドの北米販売は中止。2007年の投入以来、累計販売台数が3万5000台にとどまっているのが販売中止の理由だという。

ところで、アルティマハイブリッドは、トヨタ自動車から供給を受けるハイブリッドシステムを搭載。しかし日産は、インフィニティブランドの最新モデル『M35h』(日本名:日産『フーガハイブリッド』)には、自社開発のハイブリッドを採用している。

北米日産のマーク・ペリー商品計画ディレクターは、同メディアの取材に対し、「我々は自社開発のハイブリッドを他車に拡大展開するつもりだ」とコメント。アルティマハイブリッドの廃止は、日産が自社開発のハイブリッドにこだわる姿勢を示したものと受け取れそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る