トヨタ自動車は22日、オープンミッドシップ・ハイブリッドのコンセプトカー『GRMN SPORTS HYBRID Concept II』を公開。同車両を6月23日から開催される「第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にて展示する。
同コンセプトカーは、2010年1月の東京オートサロン2010で発表したオープンミッドシップ・ハイブリッドの『GRMN SPORTS HYBRID Concept』の第2弾。今回、スタイリングを一新してハイブリッドシステムを改良した。
4WDスポーツハイブリッドシステムを搭載し、ミッドシップ・レイアウトによる自在に走る楽しさと、フロントをモーター駆動することによる安定性を兼ね備えた。また、オープンボデーを採用しながらEV走行により静粛性も確保した。
トヨタは1997年、他社に先駆けて量産型ハイブリッド車を市場導入したが、従来からハイブリッド技術のレース車両、スポーツカーへの応用を積極的に研究してきた。今回の車両もこの一環としている。