全国で週末勤務に対応する「休日保育」の動き

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休日保育 横浜市
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 夏の電力対策により、週末に振替勤務となる保護者のニーズに対応するための「週末保育」の取組みが各地で始まっている。

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 横浜市では、電力対策による就業時間等の変更で休日保育が必要となった子どものため、7月〜9月の間、通常の9施設に加え臨時に11施設を拡充し全20施設で日曜保育を行う。対象となるのは、市内の認可保育所や横浜保育室等に通っている児童。利用料は無料だが、平日の保護者の休みに合わせ児童も休みをとることが前提となるという。

 千葉市でも企業の就労時間変更による保育需要の対応として「千葉市夏期特別保育事業」を7月〜9月の日曜と祝日に実施する。受け入れ先は市内の公立保育所1か所と保育ルーム11か所。利用料は無料。就業先からの就労証明書の交付があること、平日の代わりの休日には保育所等を利用しないことが条件となる。

 自動車関連企業が集まる愛知県では、日本自動車工業会の就業時間変更の決定を受け、県内の各市町村へ休日保育等の実施体制を確保するよう要請。その際の経費の一部を県が補助する支援策を行うとしている。支援先は政令・中核市を除く市町村の保育施設と放課後児童クラブ47か所となっている。

 その他、全国各地の市町村で休日保育に関する対応を予定しており、特に製造業に従事する住民の多い地域では積極的に休日保育事業を実施しているようだ。

《田崎 恭子》

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