TDK通期業績見通し…7月から自動車の出荷本格化で増収増益

自動車 ビジネス 企業動向

TDKは、2012年3月期の通期連結決算業績見通しを公表した。

東日本大震災の影響で自動車メーカーの部品不足で生産が停滞していたことから業績見通しの公表を見送っていた。

自動車メーカーの生産回復や休日出勤による増産の効果で自動車関連部品が7月から出荷が本格化する見通し。このため、売上高は前年同期比1.6%増の8900億円と小幅ながら増収となる見込み。

収益では原材料価格の上昇や為替差損が影響するものの、操業度改善による増収効果などで営業利益が同5.0%増の670億円、経常利益が同8.2%増の650億円と増益の見通し。

最終利益は同10.6%増の500億円を予想する。

配当については中間は1株当たり40円と前年同期と同水準だが、増収増益を見込むため、期末配当は前年実績より10円増配して50円を予想する。

《レスポンス編集部》

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