TDK通期業績見通し…7月から自動車の出荷本格化で増収増益

自動車 ビジネス 企業動向

TDKは、2012年3月期の通期連結決算業績見通しを公表した。

東日本大震災の影響で自動車メーカーの部品不足で生産が停滞していたことから業績見通しの公表を見送っていた。

自動車メーカーの生産回復や休日出勤による増産の効果で自動車関連部品が7月から出荷が本格化する見通し。このため、売上高は前年同期比1.6%増の8900億円と小幅ながら増収となる見込み。

収益では原材料価格の上昇や為替差損が影響するものの、操業度改善による増収効果などで営業利益が同5.0%増の670億円、経常利益が同8.2%増の650億円と増益の見通し。

最終利益は同10.6%増の500億円を予想する。

配当については中間は1株当たり40円と前年同期と同水準だが、増収増益を見込むため、期末配当は前年実績より10円増配して50円を予想する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る