神奈川県川崎市は6月22日、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の9月の開館にともない、シャトルバスの運行やモニュメント、交通案内サインなど地域全体で新たな魅力づくりに取り組むことを発表した。
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は川崎市多摩区に9月3日にオープンする予定。これに合わせ同日から小田急線およびJR南武線登戸駅より、市交通局によるミュージアム直行シャトルバスを運行するという。
バスは4台で、車両ごとに異なった藤子・F・不二雄氏の作品のキャラクター(ドラえもん・オバケのQ太郎など)を活用した外装と内装になっており、シート・吊手カバー・降車ボタンにそれぞれ違うデザインを施した特別仕様だという。
また、ミュージアム周辺地域にも、ドラえもんなどをモチーフとした案内サインや転落防止柵、橋の高欄等を整備するほか、ミュージアム最寄り駅(小田急線およびJR南武線登戸駅、小田急線向ヶ丘遊園駅、JR南武線宿河原駅)駅前およびアクセス路に、キャラクターモニュメント6体を設置するという。
開館に先駆けてミュージアム広報バスが7月初旬より市内を運行するほか、開館プレイベントとして、7月と8月にドラえもんとの記念撮影会やぬりえ教室、スタンプラリーなどが開催される予定。
なお、9月入館分のチケットは7月30日より全国のローソンで販売開始される。