トヨタ自動車が9月19日より販売を開始する『アベンシス』。開発主査の松本章氏は「3代目は欧州市場専用開発車として、欧州では既に2009年から販売を開始していますが、今回はワゴンに限って、日本に導入することに決めました」と語る。
松本氏は「なぜ、ここにきてワゴンモデルを日本に導入するのかというのは、国内におけるトヨタのワゴンは『カローラフィールダー』を残すのみになっているからです。『クラウン』、『マークII』、『カルディナ』、アベンシスと、既存ワゴンのお客様の代替え要望が強くなっており、国内のワゴンを補完します」。
「トヨタのワゴンにお乗りの方で毎月2500台ぐらいの代替え需要があります。その中の1割強の方がスバル『レガシィ』やホンダ『アコード』などに移っていますので、控えめですが月300台位の需要はあるかと考えています」と語った。