【パイクスピーク11】予選…モンスター田嶋がトップタイム

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ダチア・ダスター(パイクスピーク)
ダチア・ダスター(パイクスピーク) 全 4 枚 拡大写真

24日、「2011パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)」の予選が行われた。ディフェンディングチャンピオンの証、#1の車番を掲げてアンリミテッドクラスにエントリーした“モンスター田嶋”こと田嶋伸博選手はトップタイムで予選通過。6連覇と自らの持つコースレコード更新を目指し、26日の決勝レースに挑む。

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、コロラド州ロッキー山脈に連なるパイクスピークを駆けのぼるヒルクライムレース。22日から24日までの3日間に渡って行われる練習走行では、全長12.422マイル(19.991km)のコースを「トップ」「ミドル」「ボトム」に3分割し、クラス別に走行。スタート地点から「グレンコーブ」までのダート部分を含む「ボトムセクション」での練習走行日に、同時に予選タイムを計測する。

当初はコースのほとんどがダートだったが、年々アスファルト舗装が進み、昨年までダートだったトップセクションも今年は舗装されている。今年唯一残されたボトムセクションのグラベルも来年は舗装されるとのことだ。2輪から4輪、EVなどの多岐にわたるクラスが設定されているが、現在5連勝中のモンスター田嶋やヒュンダイのレースマシンにのるリース・ミレンらが優勝争いを繰り広げるアンリミテッドクラスはPPIHCの最高峰クラス。

練習走行最終日にボトムセクションで予選タイムアタックを行った田嶋選手は、4分33秒804の予選トップタイムをマーク。2番手のミレン選手の4分48秒266に15秒近く引き離す快走をみせた。

決勝レースは現地時間26日午前9時(日本時間未明0時)に始まる。1台ずつのタイムアタックの形式で行われ、4輪のクラス毎、そして2輪の順で次々とスタートしてゆく。エキジビションクラス、EVクラスから始まり、アンリミテッドクラスは4輪カテゴリーの最終組。田嶋選手は5番目、クラスのしんがりでパイクスピークを駈け登る。

《ケニー中嶋》

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