ノルウェーEVのシンク、2度目の破産申請

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シンク社のEV「シンクシティ」
シンク社のEV「シンクシティ」 全 2 枚 拡大写真

ノルウェーのEVメーカーTHINK(シンク)社が、2度目の破産申請を行ったことが判明した。

これは22日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディアによるとTHINK社は22日、地元ノルウェーの裁判所に破産を申請したという。

同社は1999年、小型EVの『シンクシティ』を発表。2003年まではフォードモーターの出資を受け、順調に業績を伸ばした。しかし、フォードモーターの撤退後は経営不振に陥り、2009年に最初の破産申請を行っている。

同社の工場の生産ラインは3月から停止しており、今回の破産申請は、同社にとって2度目。THINK社の広報担当者は、同メディアの取材に対して、破産申請を認めたうえで、「新たな出資者を探していたが、交渉はまとまらなかった」とコメントしている。

なお、米国の子会社、シンクノースアメリカは破産の対象には含まれない。同社は2011年、オバマ大統領の政策に従い、米政府関連の公用車として、5台のシンクシティを納入している。

《森脇稔》

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