トヨタ、国内生産は5割減まで回復するも海外生産は半減に…5月実績

自動車 ビジネス 企業動向
プリウスα
プリウスα 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数が前年同月比49.3%減の28万7811台となり、前年の半分のレベルだった。

[写真:トヨタ工場]

東日本大震災の影響で部品供給網が寸断されたことから国内生産が半減以下となったのに加え、日本から供給している部品の供給もストップした海外生産にも影響が及んだ。

国内生産は同54.4%減の10万7437台で前年の半減以下となった。ただ、4月の8割減からは回復しており、6月も操業度は順調に回復している。

減産による新車の供給遅れで、国内販売は同55.7%減の5万0597台だった。軽自動車を除く国内シェアは前年同月よりも14.4ポイントダウンして35.5%となった。

国内生産分は国内市場向けを優先的に生産したことから輸出は同63.3%減の4万2313台と大幅マイナスとなった。全地域で前年を下回った。

サプライチェーンの影響は海外の拠点にも拡がり、ほとんどの地域で減少し、海外生産は同45.8%減の18万0374台と4月よりもマイナス幅は拡大した。ただ、海外生産も6月からは順調に回復している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る