マツダ金澤専務「新デミオで“モノ造り革新”本格化」

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ・デミオ 13-SKYACTIV
マツダ・デミオ 13-SKYACTIV 全 3 枚 拡大写真

マツダの金澤啓隆取締役専務執行役員は6月30日に東京で開いた『デミオ』発表会で、同社が2015年度までの中長期施策で推進している「モノ造り革新」が「今回のデミオから本格的な成果を出せるようになった」と語った。

写真:マツダ デミオ

この取り組みは、「開発の効率化と投資の抑制を両輪」(金澤専務)にしながら製品そのものも大幅な性能アップとコスト改善の両立を推進するものだ。SKYACTIVシリーズの第1弾となったデミオの改良時から着手していた。

開発面では部品の共通化もにらみ、「15年度くらいまでに投入するモデルの一括企画によって効率化を進めている」(同)という。生産面では、排気量の異なるエンジンを同一ラインに流すなどの改善を図り、投資抑制につなげている。

金澤専務は部品や工程によっては「設備投資を7割程度抑制できたものもある」と成果の一端を話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  2. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  3. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  4. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
  5. 日産がNISMO事業拡大、ロードカー倍増で2028年に15万台へ…レストアも強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る