ベタープレイス、欧州初のバッテリー交換ステーションを公開

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イスラエルに設置されたバッテリー交換ステーション
イスラエルに設置されたバッテリー交換ステーション 全 5 枚 拡大写真

ベタープレイスは6月28日、デンマークの首都コペンハーゲンに隣接するグラズサックセで、ヨーロッパ初のバッテリー交換ステーション(英語名Battery Switch Station)を公開した。

同社が今後9か月間にデンマーク国内に設置する20基のステーションの第1号となるもので、同社のバッテリー交換技術を用いてルノーの電気自動車『フルエンスZ.E.』のバッテリー交換を行うことになる。

ベタープレイスは、今年後半に予定されている商業運用の開始を前に、電力会社ドンエナジーや45以上の自治体と協力し、デンマーク全土での充電インフラネットワークの展開を進め、今秋にはルノーとともにフルエンスZ.E.の販売も開始するという。

ちなみにベタープレイスは2011年3月、同国ヘラーアプにベタープレイス・センターを開設している。現在までに3000人が同センターを訪れており、来場者の10人中9人はEVの購入を検討すると答えているとのことだ。

デンマークは現在、風力エネルギーをはじめとする再生可能エネルギーに対するコミットメントと、それを実現する政治のリーダーシップのもとで、大胆な炭素削減目標を掲げている。環境にやさしいテクノロジーへの高い順応性をもつ同国は、ベタープレイスおよびルノー・フルエンスZ.E.にとって完璧な市場であると同社はアナウンスしている。

《森口将之》

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