【ヤマハ PAS 2011年型試乗】速度に応じて変わるアシスト力

自動車 ニューモデル モビリティ
ヤマハ PAS 2011年型
ヤマハ PAS 2011年型 全 3 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の電動アシスト自転車『PAS』2011年型は、こぎ出しがマイルドなのでアシスト力が小さいのかと言うと、決してそのようなことはない。制御方式の変更によりローギアでのアシスト領域が増えている。

試乗会当日は停めてある自転車が倒れるほど強い風が吹いてたのだが、向かい風でもハイギアのままラクに走れた。また、普通の自転車だったら確実に立ちこぎをしないと上れないであろうのぼり坂も、ローギアならサドルに座った状態で発進、走行できた。

電動アシスト自転車は速度に応じてアシスト力を調節する。アシスト力は0〜10km/hで人力の2倍(最大値)、10km/hを超えると減り、24km/hでゼロになる。ところが従来は、この「速度」を、「車速」ではなくペダルの「回転速度」で測定していた。最高速はとうぜんハイギアで設定されている。そのため、ローギアだとアシストする速度領域が低くなるのだ。

PAS 2011年型では、アシスト力の制御プログラムが、自転車の車速に応じて調節されるように作られている。ローギアで従来と比べ、より高速域でより大きなアシスト力を効かせてくれる。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る