「警官をはねて逃げようと思った」---クルマに発砲して抑止

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6月30日午前3時20分ごろ、兵庫県西宮市内の市道で、強盗事件の容疑車両を追跡していた警官に対し、このクルマが突進。身の危険を感じた警官が拳銃1発を発砲した。警察は後にこのクルマを運転していた19歳の少年を逮捕している。

兵庫県警・西宮署によると、同日の午前3時ごろに同市内のコンビニエンスストアで強盗事件が発生。一斉配備の指示を受けた同署員が周辺捜索を行っていたところ、西宮市門戸荘付近で不審な軽乗用車を発見したが、クルマは停止命令を無視して逃走。署員はパトカーで追跡し、約5km離れた西宮市上甲子園2丁目付近の袋小路に追い込んだ。

57歳の巡査部長が職務質問しようと接近したが、クルマは突然バックしてパトカーに体当たり。さらに巡査部長に向けて突進する構えを見せたため、「撃つぞ」と3回の警告を行った後、タイヤに向けて拳銃1発を発砲、これを命中させた。

警察はクルマを運転していた19歳の少年を公務執行妨害の現行犯で逮捕。同乗していた少年少女3人についても身柄を確保。強盗事件との関係についても調べを進めている。

調べに対して少年は「逮捕されたくないので警官をはねて逃げようと思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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