夏休みの家族旅行が増加、絆を再認識

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旅行目的、家族や友人との親睦が4.3%増加
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JTBは7月4日、夏休み(7月15日~8月31日)に、1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通しをまとめ発表した。それによると、国内旅行は7230万人(前年比-2.7%)、海外旅行は228万人(同-5.8%)になる見通し。

同社によると、東日本大震災の影響に関して、徐々に消費者の旅行意欲は高まりつつあるという。

また、今夏の傾向としては家族旅行が大幅アップしており、旅行の同行者は家族連れ旅行が前年より6.0%増加、旅行目的でも帰省・離れて住む家族と過ごす(21.9%)、家族や友人との親睦(11.3%)をあげる人が増えている。震災を契機に家族との親睦、絆を深める気持ちが再認識されていると、同社はまとめている。

節電対策の影響としては、企業の休みが例年と大きく異なり、例年は1週間の夏季休暇を2週間に延ばしたり、2度に分けて夏期休暇を取るなど、例年より多く夏休みを取る傾向にあるとしている。

アンケート調査では、今年の夏に「旅行に行く」と回答した人の比率は15.8%で、過去5年間では昨年夏(16.7%)に次いで高い。「多分行く」と答えた人との合算も36.9%となり、昨年夏(38.0%) に次いで高かった。

全体の平均宿泊日数は、2.32泊となり、昨年の2.17泊より0.15泊上回った。アンケートでは、1泊2日が41.1%(対前年+4.8)と増加し、2泊3日が減少。一方、6泊以上が昨年の4.0%から6.6%と増える傾向を見せた。国内の8泊以上の宿泊先では、実家・知人宅に加え、ホテルや民宿・ペンションなどの回答が見られた。

海外旅行のピークは、アジアなど近距離方面が8月13日~15日、ハワイが8月11日~15日、ヨーロッパなど長距離方面が8月10日~13日となっている。また、7月30日、31日に出発する人も多い。

調査方法
●調査地点:全国200地点
●調査実施期間:2011年6月1日~13日
●調査対象:全国15歳以上79歳までの男女個人
●サンプル数:1200名(1地点6名×200地点)

《レスポンス編集部》

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