【新聞ウォッチ】「防災の日」に大規模訓練、都内100か所通行止め

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年7月6日付

●復興相に平野達氏昇格、松本氏辞任、政権の求心力低下(読売・1面)

●フェラーリ初の四駆、3200万円、今年度生産分「完売」(読売・8面)

●トヨタ生産態勢10月完全正常化、計画1か月前倒し(朝日・9面)

●9月1日は計画渋滞? 震災想定都内100カ所通行止め(朝日・39面)

●小型車燃費競争、1リットル「30キロ」超えるレベル(毎日・8面)

●東京海上日動、被災の車に50万円、地震や津波、特約新商品発売へ(毎日・8面)

●カーナビも「地デジ商戦」各社、高機能商品売り込み(毎日・8面)

●レアメタル、中国の輸出規制は違反、WTO小委が認定(産経・2面)

●無人作業車坂道250メートル走る(東京・24面)

●車大手、アジア販売回復、部品供給、正常化進む(日経・11面)

●三菱自「アイ・ ミーブ(i-MiEV)」走行距離20キロ長く(日経・12面)

●上場企業の今期経常、自動車など18業種が減益(日経・15面)

ひとくちコメント

警視庁が「防災の日」の9月1日に、東京都内の幹線道路など約100か所を一斉に通行止めにする大規模な交通規制を行うことを検討しているという。きょうの朝日や日経などが詳しく取り上げている。

3月11日に発生した東日本大震災時は都内の道路は大渋滞が発生、緊急車両の通行の妨げとなったため、震災への危機意識が高まっているうちに、大規模な訓練を実施して、周知徹底をはかる狙いもあるようだ。

警視庁の実施計画によると、訓練は9月1日の午前中に環状7号や国道16号、246号などの内側の約100か所の道路を一斉に10分程度通行止めにして、各警察署は交通誘導の警察官を配置して混乱を防止し、緊急車両の通行に支障が出ないかなど車の動きを検証するというもの。

東京都内でこれほど大規模に交通規制して実施する震災訓練は初めてという。「備えあれば憂いなし」で取り組むことは大切なことなのだが、3月11日前にも、このような訓練を実施していれば、帰宅難民などの二次被害は防げたのではなかったのか。悔やまれる。

ただ、今年の9月1日は木曜日。自動車業界は「節電休日」に当たるため、計画渋滞による混乱は避けられそうだ。

《福田俊之》

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