5日発表されたフェラーリ初の4輪駆動モデル『FF』。フェラーリでプロダクトマーケティングを担当するピエトロ・ビルゴリン氏は、FFのスタイルについて「新コンセプトの、シューティングブレーク2012年バージョンといえるでしょう」と説明する。
ビルゴリン氏は、「FFは、クーペとシューティングブレークをミックスしたようなもので、空力学的にもスペース的にもそれぞれの良い面を取り入れています」。
「それぞれのいいところを取り入れるというコンセプトは、ターゲットとなるユーザー層についても言えます。真のフェラーリを求める人に満足してもらうことはもちろんですが、スポーツカーの持つパフォーマンス、GTの快適性、高級車による上質感、それぞれの良い面を全部求める男性を思い描いています」とコメントした。