日産、ダットサンの名前を復活か

自動車 ビジネス 海外マーケット
ダットサン510(北米市場、1972)
ダットサン510(北米市場、1972) 全 4 枚 拡大写真
日産自動車の伝統のブランド名、「ダットサン」(DATSUN)。このダットサンが、復活するかもしれない。

これは1日、米国の自動車メディア、『THE TRUTH ABOUT CARS』が伝えたもの。同メディアによると、日産は新興国向けに投入する5000ドル(約40万円)程度の低価格車ブランドとして、ダットサンの名前を使う可能性があるという。

ダットサンとは、日産自動車の前身の「ダット自動車製造」(1926年設立)が、1932年に誕生させたブランド名。1934年、日産自動車になってからは、海外向けのブランド名として使われてきた。しかし1981年、海外仕様も「NISSAN」ブランドに統一することになり、ダットサンの名前は順次消えていった。

日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは2002年12月、ダットサン復活に前向きな発言をしている。その発言から約10年の検討期間を経て、新生ダットサンの方向性が決定したということだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 「バイクで町おこし」埼玉県小鹿野町に750台が集結、ヤマハがライダー向け「カフェ」提供
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る