レクサス、米高級車市場の首位の座から陥落か…2011年の年間見通し

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トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサス。同ブランドが2011年の米国プレミアムカー市場において、首位の座から陥落する可能性が出てきた。

各ブランドの米国上半期(1〜6月)販売実績をまとめると、レクサスは前年同期比18%減の8万8010台。一方、BMWは13%増の11万3705台、メルセデスベンツは7%増の11万0926台。レクサスは競合ブランドに、2万台以上の差をつけられている。

米国トヨタ販売レクサス部門のマーク・テンプリン副社長は、『オートモーティブニュース』の取材に対して、レクサスの2011年米国販売が前年比17%減の19万台程度にとどまるとの見通しを伝えた。

また、テンプリン副社長は「米国プレミアムブランドの販売台数ナンバーワンにこだわっていない。我々の使命は、1台でも多くの車を顧客に届けることだ」と話し、東日本大震災後の減産による販売の落ち込み解消に、引き続き努力する意向を示している。

《森脇稔》

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