UDトラックスの竹内覚社長は11日、18年ぶりにフルモデルチェンジした新中型トラック『コンドルMK/同LK』について「とにかく従来、中型で負けてきたものを一気に挽回したい」との期待を示した。
竹内社長は先代のコンドルについて「エンジンを日野(自動車)から買ってきて、キャビンを組んだことで、営業も含めてモチベーションがはっきり言ってかなり下がっていた」と反省、「今回、18年ぶりのモデルチェンジ、なおかつ自社開発のエンジン」と新型車の違いを強調した。
UDトラックスの国内中型トラック市場のシェアは現在8%だが、竹内社長は新型コンドルの投入で「とりあえず第1ステップ占有率15%、将来的には20%以上、25%を目指したい」と述べた。