デトマソ パンテーラ 復活へ…600psエンジン搭載か

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デトマソは第2作目として「パンテーラ」を復活させるという。(写真は旧パンテーラ)
デトマソは第2作目として「パンテーラ」を復活させるという。(写真は旧パンテーラ) 全 2 枚 拡大写真

2011年3月のジュネーブモーターショーで復活を果たしたイタリアの名門、デトマソ。その復帰第2作目となる『パンテーラ』の中身が見えてきた。

これは7日、ドイツの自動車メディア、『Auto Bild』が伝えたもの。同メディアによると、新生パンテーラのミッドシップには最大出力600psクラスのV8エンジンが与えられ、これを1200kg以下のアルミ製軽量ボディに組み合わせるという。

オリジナルのパンテーラは1970年、ニューヨークモーターショーでデビュー。同じイタリアメーカーのフェラーリよりも、低価格で大量生産を目的としていたのが特徴で、パンテーラは提携先のフォード製エンジンを載せ、フォードの北米販売網を通じて販売するという方式が採用された。

ミッドシップに搭載されたフォード製V型8気筒ガソリンエンジンは、5796ccの排気量から、最大出力330psを発生。最高速265km/hを誇った。1973年には最大出力を350psへ引き上げ、最高速280km/hを実現した「パンテーラGTS」が追加されている。

今回の報道が事実なら、まさにフェラーリやランボルギーニ対抗作へと昇華する新生パンテーラ。そのデビューは、9月のフランクフルトモーターショーと予想されている。

《森脇稔》

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