【トヨタ 日本のモノづくり強化】豊田社長「縮んでから大きくジャンプ」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車元町工場
トヨタ自動車元町工場 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は、国内生産体制の再編について「将来、縮んでから大きくジャンプするためと思って欲しい」と述べ、国内生産体制を一旦縮小するものの、将来的には拡大を目指す意向を明らかにした。

生産能力の縮小が課題となっているトヨタだが、今回の国内生産体制の再編で、トヨタの新美篤志副社長は「いつまでにとは決めていない」としながらも、「(生産子会社を含めて)いくつかの生産ラインはいずれ廃止しなければならない」と述べ、国内市場の成長が見込めない中で、国内の生産規模の縮小は避けて通れないとの見方を示した。

ただ、豊田社長は「国内には7500万台の保有台数があり、良いクルマを作れば早い回転で買い替えられる。今回の震災で車の必要性も理解された。(貿易自由化の)TPPが進めば、再び貿易立国として重要な生産拠点になる」と述べ、できるだけ国内生産を維持するための対策を打っていく構えを示した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  5. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る