ホンダ山田取締役「スマートホームを15年めどに商品化」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダのコージェネレーションシステムを核とした「スマートホーム」のイメージモデル
ホンダのコージェネレーションシステムを核とした「スマートホーム」のイメージモデル 全 2 枚 拡大写真
ホンダの汎用事業本部長である山田琢二取締役は13日、同社の太陽光発電装置やガスコージェネレーションなどを組み込んだ低炭素型の戸建用エネルギーシステムを「2015年をめどに商品化する」計画を明らかにした。

スマートグリッドの構築につながる戸建住宅用の「ホンダスマートホームシステム」と呼ぶもので、太陽光発電、ガスコージェネのほか、ホーム蓄電池や電気自動車(EV)および電動2輪車などモビリティも加えたシステムとなる。

ホンダは、さいたま市が進める電動車両の実証実験である「E-KIZUNA」プロジェクトの一環として、2012年春から同市にスマートホームシステムによる住宅を数軒設置して実験を始める計画。

同ホームでは「スマートイーミックスマネジャー」という管理システムで住宅や充電装置など車両向けのエネルギーを統合的に制御する。ホンダは住宅以外の装置の大部分に関与しており、将来はスマートホーム事業を「汎用部門の柱として育成する」(山田取締役)方針だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る