真っ暗な道路、歩行者がはねられ死亡

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11日午前1時ごろ、佐賀県佐賀市内の県道で、車道を歩いていたとみられる76歳の男性が進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた38歳の男性から事情を聞いている。

佐賀県警・佐賀署によると、現場は佐賀市東与賀町下古賀付近で片側1車線の直線区間。76歳の男性は車道を歩くか、道路を横断していたとみられるが、進行してきた乗用車にはねられた。

男性は道路脇の水田まで弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約2時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する38歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は街灯が無く、夜間の見通しが悪い。調べに対して男性は「周囲が真っ暗で、衝突直前まで気がつかなかった」と供述しているようだ。実際、警察に対しては「人をはねたが、被害者が見当たらない」と通報。周囲が暗すぎて、水田に落ちたことに気がつかなかった。

死亡した男性は10日夕方、同市内にあるショッピングセンターで家族とはぐれ、行方がわからなくなっていたという。警察では男性が現場まで歩いてきた経緯についても調べを進めている。

《石田真一》

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