遮断機作動後の踏切に進入、運転者は意識朦朧

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11日午前9時ごろ、愛知県江南市内にある名古屋鉄道・犬山線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の急行列車が接触する事故が起きた。クルマの運転者にケガはなかったが、意識朦朧だったことから病院へ収容されている。

愛知県警・江南署によると、現場は江南市布袋下山町付近にある踏切。警報機や遮断機が設置されている。乗用車が遮断機が作動した後、遮断棹を折って踏切内へ進入。直後に通過した下り急行列車(伊奈発/犬山行き、8両編成)の前部と接触した。

クルマは中破。運転していた60歳代の男性にケガはなかったが、意識が朦朧とした状態だったことから、近くの病院へ収容した。列車の乗客乗員約30人にもケガはなかった。

警察では男性がクルマを運転中に意識を失っていた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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