警官から反則切符を奪って逃走の男を逮捕

自動車 社会 社会

東京都東大和市内で交通違反の取り締まりを受けた際、警官から反則切符を奪って逃走し、これを阻止しようとした警官をひきずって負傷させたとして、警視庁は12日、同市内に在住する65歳の男を公務執行妨害と公用文書毀棄などの容疑で逮捕した。

警視庁・東大和署によると、逮捕された男は2011年7月5日の午後2時40分ごろ、東大和市狭山付近の市道で軽トラックを運転中、一時停止を無視したところをパトロール中の同署員(56歳の巡査部長)に発見された。

男は「免許を忘れた」と申告。詳しい住所の供述も拒んだことから、巡査部長が不審に思い、職務質問を続けようとしたところ、男は反則切符を奪って逃走。巡査部長は逃走を阻止しようとしたが、クルマにひきずられて転倒。顔を打撲する軽傷を負った。

警察では公務執行妨害事件として捜査を開始。同市内に在住する65歳の男が関与したものと断定し、12日までに公務執行妨害などの容疑で逮捕した。男は無免許運転で、違反摘発時は知人の名前を騙っていたとみられる。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を恐れた」と供述。現場から逃走したことについては大筋で認めているが、反則切符の奪取については「警官から渡された」として、これを否認しているようだ。

警察では男が約4年前から日常的に無免許運転を行っていたものとみて、余罪についても追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る