[進学塾]体力不足は濃度でおぎなえ

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中学受験・進学塾の悩み解決
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 「SAPIXに通う6年生の男の子です。体力がなく疲れやすいため、無理をさせられず、やり残しの勉強が出てきてしまいます。量を減らすとテストで、それなりの結果に終わってしまいます。どうすればよいでしょうか?」に回答します。

 6年生にもなると塾のスケジュールもハードになり、勉強量も増えるため苦労なさっていらっしゃる様子が伝わってきます。

 運動などで体力をつけることができれば状況を変化させることもできるかもしれませんが、勉強も忙しい中で運動の時間を割くのは簡単ではないと思います。したがって、いかに密度の濃い勉強をすることができるかが大切です。

 そのためにも、スケジュール管理に着手しましょう。まず、お子様と一緒にここ一週間の「実績表」を作ることから始めてください。事実、お子さんがどのように一週間を過ごしたかを、確認することが大切です。それを受けての計画作成です。子どもたちは先のことを考えて行動することが上手ではないので、学校で一生懸命遊んでしまい、塾や家での勉強の最中にぼーっとしてしまうことがよくあります。今日は何をどれくらいしなければならないかを明確にすることで、勉強のために体力を残しておいてもらうようにします。

 また、勉強の終了時間を決めておくことも大切です。そうでないと結局ずるずると勉強してしまうことになり、結局疲れだけが残ります。さらに、合間に休憩時間をきちんと入れることも大切です。一般的には、子どもたちが集中できる時間は15分程度といわれています。体力がない状態での長時間の勉強は惰性に流れてしまいがちです。

 密度の濃い勉強をするためには、こなす問題に優先順位をつけることも必要です。塾での授業中に、「解ける問題」「あと少しで解けそうな問題」「まったく手が出なかった問題」に分類しておいてもらいます。

 ご家庭での学習では、特に「あと少しで解けそうな問題」に力を入れ、時間があれば「まったく手が出なかった問題」もやるようにしてください。ただ問題の優先順位付けはご家庭だけでは難しい、不安ということもあるかと思います。6年生でもありますので、志望校から見てどうか、という視点も必要になってきます。

【中学受験・進学塾の悩み解決:SAPIX】体力がなく疲れやすいため、勉強量がこなせません

《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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