【MINI+タイムズプラス】カーシェアで“車の楽しさ”伝えたい

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カーシェアリングサービス「タイムズプラス」に輸入車であるMINIを導入したタイムズ24
カーシェアリングサービス「タイムズプラス」に輸入車であるMINIを導入したタイムズ24 全 6 枚 拡大写真

タイムズ24は、カーシェアリングサービス『タイムズプラス』で、BMW『MINI』導入をPRするイベントを開催。同イベントで、タイムス24の内津基治氏は、「我々はこのビジネスを進めていく上で、車のメーカーさんと共存していきたい」と語った。

タイムズ24で東日本タイムズプラス推進部の部長を務める内津氏は「我々がこのビジネスに参入当時、“車が売れなくなる原因だ”などと言われ、車の所有とカーシェアリングは、水と油のような捉え方をする方もいますが、私はそうは思いません。我々も自動車メーカーも、何をしなければいけないかというと“車の楽しさを伝えること”だと思います」と語る。

現在、タイムズプラスでは、東京近郊では40か所を超えるステーションで、MINIを借りることができる。MINIの稼働率は高く、休日などは空きのない状況が多くなってきているという。

「カーシェアリングは、車の“試食”に近いもので、散々車を利用してもらって、その車を気に入って“買う”か“借りる”かは、お客さんが決めることだと思います。今回、BMWさんにそのことを提案したところ、“そうだな”ということで協力を得ることができました」

「BMWさんと組むことで、我々も利便性だけでない“くるまの楽しさを伝える”ファントゥドライブが語れるようになりました。確かに、コスト面では難しい面もありますが、どんなビジネスもおしゃれでないものは世の中で生き残りません」(内津氏)

また、若者の車離れとよく言われるが、若者が車に興味がない訳ではないという。

内津氏は、「よく“若者の車離れ”がいろんなところで言われていますが、自動車教習所などでの印象では、それほど車離れはないと感じています。20代〜30代の人たちにとっては車を購入する敷居が高く“車の購入離れ”というのが現実に近いと感じています」

「現在カーシェアを利用する人も20〜30代の方々で、これまで自転車やバスなどを使っていた方が大半です。おそらくこの方々は、そのまま生活していると車を買おうとも思わないはずです。カーシェアで車のある生活や、楽しさを知ってもらうことで、将来お金が貯まったときに車を買ってもらう、というところにつながっていくのではないかと思います」と語った。

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