底部が引っかかり踏切で立ち往生、電車と衝突

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17日午後2時10分ごろ、神奈川県藤沢市内にある江ノ島電鉄線(江ノ電)で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の上り列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破したが、乗っていた5人は車外に脱出していて無事。列車の乗客乗員にもケガはなかった。

神奈川県警・藤沢署によると、現場は藤沢市片瀬4丁目付近。警報機や遮断機が設置された踏切。クルマは踏切を進行中、底部が引っかかって身動きが取れなくなって立ち往生。直後に進行してきた上り普通列車(鎌倉発/藤沢行き)が衝突した。

クルマは運転席側に遮断機の制御機が、助手席側に列車の連結器が突き刺さった状態で中破したが、乗っていた5人は衝突前に車外へ脱出していてケガはなく、列車の乗客乗員約200人も無事だった。

警察ではクルマの運転者から過失往来危険容疑で事情を聞いているが、車高が低い状態だったため、踏切部の路面がクルマの底部に引っかかり、駆動輪が浮き上がって身動きが取れなくなった可能性が高いとみられる。クルマは後輪駆動車だった。

《石田真一》

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