カーボンで軽量化した掃除機 日立アプライアンスが発売

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サイクロン式クリーナー「2段ブーストサイクロン」CV-SU7000
サイクロン式クリーナー「2段ブーストサイクロン」CV-SU7000 全 2 枚 拡大写真

日立アプライアンスは、カーボン繊維強化プラスチックによって軽量化し操作性を向上した、プレミアムクラスのサイクロン式クリーナー『2段ブーストサイクロンCV-SU7000』を7月23日に発売する。オープン価格。

本製品は、パイプ(延長パイプ)とヘッド(ケース上部、回転ブラシのコア=軸)に、一般的なプラスチックに比べ強度が高いカーボン繊維強化プラスチックを採用した。充分な強度を保ちながら薄肉化することで質量軽減し、「カーボンライト」とした。延長パイプとヘッドの合計質量において、従来に比べ約13%の軽量化となった。カーボン繊維強化プラスチックの採用は日立アプライアンスのクリーナーでは初めて。

本体も軽量化し、グリップ形状の改良などと合わせて取り回しを楽にしている。460Wの強力なパワーながら運転音は53dB。捕集性能については国際電気標準会議規格で捕集率99.999%のきれいな排気を実現した。

さらに、床質などを感知してパワーを自動でコントロールし節電する「[eco]これっきり」運転、掃除の途中でヘッドの動きを止めるとパワーを自動で抑制・停止する「アイドリング&ストップ」機能を従来機から継続して搭載する。

日立アプライアンスによると家庭用クリーナーの総需要は、2010年度はエコポイントの来店効果などにより約548万台(前年比105%)だった。11年度は微減傾向だが、プレミアムを含む高級クラス=実売価格3万円以上はほぼ横ばいの見通し。方式別ではサイクロン式の比率が伸びており、クリーナー全体の約45%(台数ベース)を占める見込みだ。

日立アプライアンスがクリーナーの購入者に対して行なった調査で、購入時の重視ポイントを聞いたところ、吸引力の強さや排気のきれいさのほか、ヘッドの操作性、手入れのしやすさなどが挙げられた。これに基づき、パイプとヘッドの軽量化を図ることで操作性を向上させた製品を開発した。

《高木啓》

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