接触トラブルの相手をボンネットに乗せて走行

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茨城県警は19日、駐車場での接触を巡る交通トラブルから、逃走を阻止しようとした相手の男性をボンネットに乗せたまま約800mに渡って走行したとして、茨城県筑西市内に在住する21歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

茨城県警・筑西署によると、現場は筑西市玉戸付近にあるコンビニエンスストアの駐車場。18日の午後11時50分ごろ、21歳の男が運転するクルマが駐車スペースに進入してきた際、隣に止まっていた36歳の男性が運転するクルマにミラーが接触したとみられる。

男性は「ミラーがぶつかった」と抗議したが、男が立ち去ろうとしたため、クルマの前に立ちはだかって逃走を阻止しようとしたが、男は運転席に乗り込んでクルマを急発進。男性はボンネットにしがみつき、乗り上げる状態となった。

クルマはその後、約800mに渡って急加速や急減速、蛇行運転を繰り返して男性を振り落とそうとした。男性は振り落とされることはなかったが、打撲などの軽傷を負っている。

警察は19日未明に殺人未遂容疑で男を逮捕。調べに対しては「振り落としたら相手が死ぬかもしれないとは思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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