[動画]トヨタ クラウン と ヴィッツ の衝突実験…衝撃吸収

自動車 テクノロジー 安全
コンパティビリティの性能を確認する衝突試験の様子
コンパティビリティの性能を確認する衝突試験の様子 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は21日、東富士研究所でメディア向けの安全技術取材会を行い、実車による衝突実験を公開した。

車両が自分の保護能力を高めながら、相手車両へのダメージを軽減する「コンパティビリティ」対応ボディーの性能を確認する実験。ダメージを与えやすい大きい車両は『クラウン』(画面左から登場)、小さい車両は『ヴィッツ』(同右)という組み合わせで行った。

速度はともに55km/hで、双方の車両前部のほぼ半分が重なるセッティングで衝突させた。激しい衝撃音のあと、クラウンからはわずかな煙が舞い上がった。

双方とも、乗員スペースを確保するAピラー(フロントピラー)は形状を保ち、救出に重要なフロントドアの開閉もできた。一方で衝撃を吸収するエンジンルーム部分のボディは形よく破壊され、その機能を発揮していた。

実験担当者によると、双方のダミーのダメージは実験分類上でもっとも軽微な「軽傷」と判断できるという。トヨタは同研究所を中心に内外で年間約1600台の衝突実験を行っている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る