[写真蔵]アウディ R8 LMS…GTのサーキット仕様、スーパー耐久で勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アウディR8 LMS(Hitotsuyama Racing)
アウディR8 LMS(Hitotsuyama Racing) 全 21 枚 拡大写真

アウディジャパンは24日、『R8 GT』の日本導入を発表した。同日、発表会場となった富士スピードウェイではスーパー耐久第2戦が開催され、R8 GTのサーキット仕様「R8 LMS」が出走、見事優勝を果たした。報道陣に公開されたR8 LMSの姿を、写真とともに紹介する。

アウディは『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』をスローガンに、市販車だけでなくモータースポーツ活動への参加も積極的におこなっている。これはモータースポーツで得られた先進の技術を市販車へもフィードバックさせることが目的。

ヨーロッパでの活動をメインとしてきたアウディだが、2011年度よりアジアのモータースポーツ活動への積極的なサポートも開始。GT3カテゴリーマシンとして各国に提供しているR8 LMSを日本にも導入、今シーズンよりスーパー耐久レースに参戦するHitotsuyama Racingチームが採用、めざましい戦果をあげている。

ストリート仕様のR8 GT、サーキット仕様のR8 LMS、ともに市販車の「R8 5.2 FSIクワトロ」がベースとなっている。2台の大きな違いは、GTが4輪駆動なのに対し、LMSではGT3カテゴリーのレギュレーションに合わせ後輪駆動としている点だ。

Hitotsuyama Racingへの導入をサポートするノバ・エンジニアリング取締役の森脇氏は、「R8 LMSの日本導入を聞き、アウディのモータースポーツへの熱意を感じた。かつてグループCのマシンとして『ポルシェ956』が導入された際、新たな時代を感じたが、R8 LMSにも同じものを感じる。多くの人にこの喜びを伝えるため、しっかりと輸入し、サポートしていかなければと感じた」と語っている。

同日、スーパー耐久第2戦に出走したHitotsuyama RacingのR8 LMSは、第1戦に引き続き見事優勝。大会新記録となる132周の走破を果たした。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る