ノルウェーEV、シンク…ロシア富豪が救済へ

自動車 ビジネス 企業動向
ノルウェーのシンク社のEV、シンクシティ
ノルウェーのシンク社のEV、シンクシティ 全 2 枚 拡大写真

2011年6月、2度目の破産申請を行ったノルウェーのEVメーカー、TH!NK(シンク)社。同社が噂通り、ロシアの富豪によって救済されることが決定した。

これは25日、シンク社の後継企業としてノルウェーに設立されたエレクトリック・モビリティ・ソリューションズ社が明らかにしたもの。同社の発表によると、シンクの管財人は、ロシアの富豪のボリス・ジンガレビッチ氏に、シンク社を売却することで合意したという。

ボリス・ジンガレビッチ氏は、米国の大手バッテリーメーカー、Ener1(エナール・ワン)社の筆頭株主。Ener1は、シンクにバッテリーを供給していた企業でもあり、シンクの株式の約3分の1を保有していた。

シンクの資産は今後、エレクトリック・モビリティー・ソリューションズ社が継承。世界規模での販売&サービス網を再構築し、2012年初頭には市販EV、『シンクシティ』の改良モデルを投入する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る