ノルウェーEV、シンク…ロシア富豪が救済へ

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ノルウェーのシンク社のEV、シンクシティ
ノルウェーのシンク社のEV、シンクシティ 全 2 枚 拡大写真

2011年6月、2度目の破産申請を行ったノルウェーのEVメーカー、TH!NK(シンク)社。同社が噂通り、ロシアの富豪によって救済されることが決定した。

これは25日、シンク社の後継企業としてノルウェーに設立されたエレクトリック・モビリティ・ソリューションズ社が明らかにしたもの。同社の発表によると、シンクの管財人は、ロシアの富豪のボリス・ジンガレビッチ氏に、シンク社を売却することで合意したという。

ボリス・ジンガレビッチ氏は、米国の大手バッテリーメーカー、Ener1(エナール・ワン)社の筆頭株主。Ener1は、シンクにバッテリーを供給していた企業でもあり、シンクの株式の約3分の1を保有していた。

シンクの資産は今後、エレクトリック・モビリティー・ソリューションズ社が継承。世界規模での販売&サービス網を再構築し、2012年初頭には市販EV、『シンクシティ』の改良モデルを投入する計画だ。

《森脇稔》

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