メルセデスベンツ E350クーペ/カブリオレ に新開発V6直噴エンジンを搭載

自動車 ニューモデル 新型車
E350カブリオレ
E350カブリオレ 全 1 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスベンツの2ドアクーペモデルである『E350クーペ/カブリオレ』を一部改良し、27日から発売開始した。

今回、クーペ/カブリオレに「BlueEFFICIENCY」の車名を入れるとともに、新開発3.5リットルV型6気筒直噴エンジンを搭載した。

新開発エンジンは、最先端の直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」を駆使し、成層燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替え、高い燃焼効率と出力・トルクの向上を実現する。

最高出力は306PS/6500rpm、最大トルクが370Nm/3500-5250rpmで、従来モデルと比べて出力で34PSアップ、最大トルクで20Nmアップした。その一方で最大約47%燃費を向上し、2010年燃費基準+25%、2009年排出ガス基準75%低減レベルを達成している。

また、車両が停止すると同時にエンジンを停止し、発進時に即座に再始動するECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を新たに加え、市街地走行における無駄な燃料消費を抑え、燃費の大幅向上とCO2排出量の低減を図った。

スムーズな変速と高効率が定評の7速AT「7G-TRONIC」を、燃費性能と快適性の両面から進化させた最新鋭トランスミッションが「7G-TRONIC PLUS」を採用。新設計のトルクコンバーターと油圧回路、粘度の低いトランスミッションオイルを採用することで伝達ロスを低減し、ダイナミックなレスポンスと低ノイズ・低振動の静粛かつスムーズな変速、燃費向上に貢献する。

標準装備するCOMANDシステムは、利便性を大幅に向上した。パソコンからあらかじめGoogleマップで設定した位置情報をダウンロードし、目的地として設定したり、インターネット接続で様々な情報にアクセスすることが可能。

オーディオシステムにも改良を施し、Bluetoothオーディオ機能、USBメモリーやSDカード、『iPod』からの音楽データ再生などに対応したエンターテインメント性を大幅に高めた。

価格はクーペが865万円、カブリオレが913万円。

《レスポンス編集部》

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