JX、ペルーの銅鉱開発は「時期を慎重に判断」

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JX日鉱日石金属と三井金属鉱業が共同出資する銅事業会社パンパシフィック・カッパー株式会社(PPC)は、ペルーのケチュア銅鉱床開発プロジェクトの事業化調査の結果、一定の銅価を前提とした場合、経済性のある開発は可能との評価を得たと発表した。

事業化調査では、所期の想定よりも埋蔵鉱量が少ない見通しで建設費が増加していることから、今後の銅価の動向など、投資環境を見極めながら周辺鉱床のポテンシャル検証やコストなど、経済性を追求する必要があると、している。

2013年の生産開始を目指しているチリのカセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクトについては、2012年に建設のピークを迎える。経営資源を集中する必要があることから、PPCはペルー開発案件への移行時期については慎重に判断することにした。

PPCは、原料の安定調達を図るため、引き続き自山鉱比率の向上を目指しており、有望鉱床探索のための探鉱や鉱山権益の取得を積極的に進める意向だ。

《レスポンス編集部》

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